ロシア・ソビエト映画祭
ロシア文化フェスティバル 2006 in Japan

兵庫県日本ロシア協会は、NPO神戸100年映画祭、(財)神戸新聞文化財団との共催で、9月にロシア・ソビエト映画祭を開催いたします。

上演予定作品は:
9月20日(水)
「戦争と平和」(1965〜67年) あの不朽の名作4部作完全版を一挙上映!!
 10:30〜13:00 第1部「アンドレイ・ボルコンスキー」
 14:00〜15:40 第2部「ナターシャ・ロストワ」
 15:55〜17:20 第3部「1812年」
 17:30〜19:10 第4部「ピエール・ベズーホフ」
セルゲイ・ボンダルチューク監督によるトルストイの小説の映画化作品
出演:セルゲイ・ボンデルチュク、リュドミーラ・サヴェリエワ、ヴィヤチェスラフ・チーホノフ
1965年モスクワ国際映画祭グランプリ、1968年アカデミー外国語映画賞受賞

9月27日(水) ロシア・ソビエト映画の往年の名作からロシア新作映画まで4本を上映!!
「宇宙を夢見て」(2005年:カラー) 11:00〜
アレクセイ・ウチーチェリ監督
出演:エヴゲーニ・ミロノフ、エヴゲーニー・ツィガーノフ、イリーナベゴワ
第27回モスクワ国際映画祭グランプリ受賞
日本初上映

ソ連が人工衛星スプートニクの打ち上げに成功した1957年。"馬"というあだ名を持ち、恋人と港町のレストランで働く若者の自己探求を描く。

「モスクワは涙を信じない」(1980年:カラー) 13:20〜
ウラジミール・メニショフ監督
出演:ヴェーら・アレンと和、アレクセイ・バターロフ、イリーナ・ムラヴィヨーワ
1980年アカデミー賞外国語映画賞、1982年芸術最優秀賞受賞

1950年代末、自由な時代をともにすごし、その後それぞれ異なる人生を歩む3人の女性。世の荒波を乗り越えた20年後の女たちの三者三様の人生を描くメロドラマで、ソ連社会の時代的変遷を背景に、物語がリズミカルに展開される。

「未来への迷宮」(1935年:白黒) 16:10〜
アブラム・ローム監督
出演:ユーリー・ユリエフ、オリガ・ジズネワ、ドミトリー・ドルリアク、マクシム・フトラウフ
日本初上映

現代は「厳格な青年」。人気作家ユーリー・オレーシャがシナリオを書き下ろしたもので、ローム監督は超現実的な手法を用いて外科医夫人と若者の不倫を描写した。同時に、社会主義における"平等"の難しさを照らし出し、長らく公開禁止とされた。

「戦艦ポチョムキン」(1925年:白黒) 18:30〜
セルゲイ・エイゼンシュタイン監督
出演:アレキサンダーアントノーフ、グレゴリー・アレクサンドロフ

世界映画史上の先駆的傑作。1905年黒海で起きたポチョムキン号の兵士の革命的叛乱を、オールロケによる記録映画的手法と独創的なモンタージュ技法で再現。オデッサの階段上の民衆虐殺場面など、その斬新な映画表現は後世の映画人に多くの影響を与えた。

会場は両日とも神戸新聞松方ホール

・入場料は、
  9/20 「戦争と平和」 一般前売 2,000円(当日3,000円)
        日ロ協会・映画祭賛助会員・松方ホール友の会会員は1,800円(当日のみ・要予約)
  9/27 一作品につき 一般前売 800円(当日1,000円、半券提示で2回目以降は800円に割引)
   です。
・両日とも、ロビーでロシアの民芸品、ジャム、ピロシキやチャイなどの家庭の味を販売します!!

・詳しくは、チラシ(PDF)をご覧下さい。

前売券は兵庫県日本ロシア協会までお電話を(078-251-4534)。

ご期待下さい!!!